2019年4月に初当選してから毎日欠かさず地域に立ち、多くの現場を訪ね、当事者や支援者、関係者の声を聴いてきました。30年養護教諭として学校現場にいた経験から、「真実は現場にある」と実感していたからです。

　そんな矢先、拡大した新型コロナウイルス感染症はそれぞれの現場を直撃し、特に、非正規労働者、シングルマザー、低所得者、病気やしょうがいのある方々、子どもなど弱い立場にある方々の実態を浮き彫りにしました。いつもしわ寄せは弱い立場の人々に大きな影響を与えます。

　私は、コロナ禍にあっても一人ひとりが大切にされる社会であるために、子どもも含めて市民のみなさんとともに、誰もが安心して暮らせるまちづくりをすすめていきたいと思います。

  まちづくりに最も大切なものは市民のみなさん一人ひとりの「声」です。どんな立場の人の声も決して聞き逃さないよう、埋もれてしまうことのないよう力を尽くします。

  すべての子どもたちが平和で豊かな未来を生きられる社会は、次の世代、また次の世代へとより良い循環が生まれる社会です。それはすべての世代に人が幸せに生きられることを意味します。そんな社会を作るために、私は札幌市に住むみなさんとともに、中央区から発信していきます。